得意先に同行した上司が「無能」だった時の対処法 クライアントには“こっそり”こう説明せよ! (3/4ページ)

※画像はイメージです(Getty Images)
※画像はイメージです(Getty Images)【拡大】

 ここではこうした「インフルエンサーマーケティング」の是非は問わない。ただし、無能な上司というものは、売り込まれたものに関するセールストークを真に受けてしまいがちなのである。大体、売り込みをかける側はいいことしか言わない。

 そして、こうした上司的な立場にいる人間は、得意先から呼ばれた時には、「何か持っていかなくちゃ今日の打ち合わせの時間、『何も用意していない』と思われちゃうな…。とりあえず、この『インフルエンサーマーケティング』のパッケージ商品を持っていくか」というメンタリティになってしまうのだ。

 ここには本当に客のためになるのかどうかという視点はなく、「とにかく打ち合わせの1時間をどう『仕事したふり』をするか」という発想になる。

 結果的にこの「インフルエンサーマーケティング」はクライアントの社内で検討されることになるが「効果がよくわからない」ということで採用には至らないことに。しかしながら山田上司は「提案はしたぞ」ということでとりあえずは満足している。

 だが、山田上司はただのバカである。こんな上司が上にいた場合は、クライアントの中で山田上司の提案にビミョーな表情を浮かべた人にこっそりと30分ほど時間を作ってもらう方がいい。そして、会ってもらえた場合は、こう言う。

 「すいません、この前山田が提案した『インフルエンサーマーケティング』ですが、正直どう思いましたか? 私はアレの効果というものについては正直疑問符がつきます。色々とデータを見ても、そこまでの拡散力がないと思うのです」

越権行為と言われるかもしれないが…