人財教育の最大の武器、人事評価制度 (1)「5つのポイントを押さえて」 (1/3ページ)

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 【マック&ユニクロ流人財育成】評価制度を構築する目的は、成長してもらうこと、やりがいを持ってもらうこと、そして長く働きたいと思ってもらうことです。

 今思い返すと、成長する企業には優れた評価制度が存在していたと思います。 

 優れた評価制度とは、端的に言うと評価が終わったあと、すべてのスタッフがその評価に納得し、次の目標に向けて自分のモチベーションをアップさせることができるような制度のことです。マクドナルドでは、アルバイトや社員、管理職まで全ての階層に評価と教育の仕組みがあり、徹底して実施していました。

 評価が上がれば、放っておいてもスタッフのモチベーションは自動的に上がります。大切なのは、評価が上がると思っていたのに現状維持だった場合や評価が下がってしまった場合です。

 この時いかにスタッフのモチベーションを保ち、成長を促すことができるかが、優れた評価制度であり、評価者のスキルでもあります。

◆会社がしてほしいことを評価項目に落とし込む

 前回お伝えしたグローイング・サイクルでは、“評価”は4つ目の項目として挙げられていました。

 この評価がうまくいかなければグローイング・サイクルは止まってしまい、人財育成の仕組みが成り立たなくなります。

 それでは具体的に優れた評価制度とはどのようなものでしょうか。今回は、特に大事な5つのポイントを解説したいと思います。

(1)会社がしてほしいことが評価項目に反映されている