マック&ユニクロ流人財育成

人財教育の最大の武器、人事評価制度 (2)パート・アルバイト評価の重要性 (2/3ページ)

有本均

マックやユニクロでは3カ月に1回評価していた

(2)目標の面談

 設定した目標を、本人に伝えましょう。

 内容や目的をしっかり伝えることにより期間内での目標が明確になり、成長意欲を引き出すことができます。

 その際、本人が設定された目標に納得をしていない場合は強引に進めるのではなく、本人の能力に見合った内容になっているのかを確認する等、合意を取ることができるまで十分に話をしましょう。

(3)日常的にメモを取る

 評価をつける際、どうしても直近の状況に目がいきがちになりますが、期間内での行動や態度全てを考慮し、評価をつけなければなりません。

 そのため、日常的に本人の態度・行動等をメモに取ることが良いでしょう。

 特に褒めるべきポイントが重要です。注意すべきポイントというのは比較的覚えていますが、モチベーションを上げるために必要な、褒めるポイントはどうしても忘れがちです。

 このメモは後ほどお伝えする評価面談でも活用することができます。

(4)評価のタイミング

 社員の評価制度であれば半期に1回のペースで実施している企業が多くあると思いますが、PAの場合は3カ月に1回が理想です。

 数が多く、評価者にとって負担がかかるように思いますが、PAは社員よりも勤務期間が短い方もいるため、半年に1回では評価が無いまま終わってしまう可能性もあります。

 ちなみにマクドナルドやユニクロでも、評価は3カ月に1回実施していました。

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