つまり、家計管理の第一歩として、自分と家族が望む人生=ライフプラン(人生の計画)があり、ライフプランを実現するために、収支を管理(家計簿づけ)したり、資産状況を把握したりするのです。
家庭を企業に置き換えてみる
このコラムの読者は、ビジネスパーソンが多いと思うので、家計管理に企業の財務管理の視点を取り入れて考えてみます。
企業活動は、経営理念に沿って、経営目標を達成するために事業計画を立案し、事業計画の達成状況を決算書で確認します。1年間の営業成績は損益計算書(P/L)で、決算期時点の財務の健康状態は貸借対照表(B/S)でチェックします。
これを家計に置き換えると、経営理念は、どんな人生を送りたいかというライフデザインに置き換えることができます。そして、事業計画に該当するのが、ライフデザインに沿った、ライフプラン(出産・教育・住宅購入・旅行などの人生のイベントを時系列で表したもの)とマネープラン(収入と支出、資産状況の予測を時系列で表したもの)です。
ライフプランとマネープランを作成し、その達成状況を家計簿でチェックしたり、住宅ローンや金融資産などの資産状況を確認したりしながら、最終的に自分と家族が望む人生を送れるようにすることが家計管理なのです。
三種の神器を持つ
ライプランや家計簿と聞くと、なんとなく面倒だとか、ライフプランのイメージは頭の中にあるし、家計の状況も大体把握しているという人もいるでしょう。でも、企業に置き換えてみるとどうでしょう。事業計画は頭の中にイメージがある、財務状況を大体把握している…このような企業だと、厳しい経営環境の中、生き残れるかどうか心配です。