また、保険や投資運用についても、いくつかの質問に答えると、自分に合った保険や運用商品を提案してもらえるロボットアドバイザーも登場しています。これらのサービスは、効率的に保険や運用商品を選択するための選択肢の一つといえるでしょう。
フィンテックを活用して得られた家計情報をいかに活用するか、保険や運用商品も、さらに自分に合った最適な選択をしたいという場合は、外部専門家を活用(アウトソーシング)すると良いでしょう。手前みそになりますが、FPは家計管理の専門家です。企業に経営コンサルタントが必要なように、家計にも家計コンサルタントが必要です。
家計管理は、自分と家族の人生を豊かにするために行うものです。従って、家計管理に時間や手間を取られてしまっては本末転倒です。家計管理の生産性を高めて、自分の生活時間をより有効に使う(働く、学ぶ、生活を楽しむ、スポーツをするなど)ことが大切です。
【家計管理革命のポイント】
1.意識改革:節約・貯蓄ではなく、ライフプランを実現するために行う
2.企業財務の視点:三種の神器(ライフプラン、家計簿、家計B/S)を持つ
3.生産性向上:フィンテックとアウトソーシングで自由な時間をつくる
人生100年時代、先行きは不透明ですが、ライフプランを持ち、家計の現状が常にわかる状態にあると、不安な状態が和らいだと感じているそうです。家計管理革命が上手くいくと、不安が解消されるだけではなく、夫婦円満にもなります。2019年の新時代の幕開けに、家計管理革命を起こしましょう。
【プロフィール】平野泰嗣(ひらの・やすし)
ファイナンシャルプランナー CFP(R)認定者
中小企業診断士
FPオフィス Life & Financial Clinic
1971年生まれ。東京都出身。慶応義塾大学法学部法律学科卒業。中小企業を支援する公的金融機関勤務。人事部時代に働く人のライフプランの重要性を感じ、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得。2006年に同じくFPの妻・平野直子とともに独立系FP事務所を開業。出会った人の「その人らしい幸せな人生」の実現をサポートし、世の中に「幸せの輪」を広げることをミッションに、FPとして活動。お客様と一緒に作成した未来設計図(ライフ&マネープラン)は1000件を超える。中小企業診断士として、個人事業主、経営者のライフプラン支援も行っている。
【お金で損する人・得する人】は、FPなどお金のプロたちが、将来後悔しないため、制度に“搾取”されないため知っておきたいお金に関わるノウハウをわかりやすく解説する連載コラムです。毎月第2・第4水曜日掲載。