デキる男は住まいから

妻のイライラの根源「名もなき家事」を減らそう ルール化すれば簡単解決 (3/3ページ)

香村薫
香村薫

(2)玄関で脱ぎっぱなしの靴の片づけ・下駄箱へ入れる

〈案1〉靴箱に名前シールを貼る

 小学校の下駄箱のように、戻す場所を「見える化」します。靴と靴とのスペースにはゆとりをもたせるように気をつけると、取り出しやすく戻しやすい収納になります。

〈案2〉靴を靴箱に入れやすいように靴箱の扉を開けておく

 実際に我が家で成功した例です。靴箱が閉まっていると、開けるのが面倒で脱ぎっぱなしになりがち。そこで、朝、最後に家を出発する人が靴箱の扉を開けっ放しにして出発。これで日中に換気もできるので一石二鳥です。

〈案3〉靴箱の中にスリッパを入れる

 家の中でスリッパをはく習慣があるご家庭には効果的。自分のスペースが決まっているので、靴とスリッパを入れ替えるだけ、とわかりやすいです。

(3)トイレットペーパーの補充・交換

〈案1〉芯の無い(もしくは2倍使える、などの)トイレットペーパーを使う

 こうすることでそもそもの交換回数を減らす工夫をします。すぐにでも取り掛かれる「しくみ」です。

〈案2〉芯を持ってきた人に特典を与える

 子どもには効果的。ちゃんと交換したらアメを1つあげる、などでしくみ化を実施。

〈案3〉少し残っている段階で、次のトイレットペーパーに差し替える

 気づいた人がやる、という曖昧さは残るものの、肝心なときに「ペーパーがない!」というイライラからは解放されます。残ったペーパーはトイレ掃除などで使えば問題なし。このしくみならOKと言ってくれる妻も多いはずですよ。

 今回ご紹介した3つの名もなき家事。どれも、解決策を決めるためには家族で話し合うことが必要不可欠です。

 休みの日を利用して、ひとつでも名もなき家事を減らしませんか?

【デキる男は住まいから】はライフオーガナイザーでミニマライフ.com代表の香村薫さんが、トヨタ自動車のグループ会社で学んだメソッドを家事に応用し、ビジネスパーソンが今すぐ実践できる「家事シェア」のノウハウなどを伝授するコラムです。更新は原則隔週月曜日。

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香村薫(こうむら・かおる)
香村薫(こうむら・かおる) 片づけの専門家
ライフオーガナイザー
大学卒業後、トヨタグループ会社に入社。そこで学んだトヨタメソッドを家事に応用した「トヨタ式おうち片づけ」を提案。片づけサポート業務「ミニマライフ.com」を起業。全国での講演活動、個人宅での片づけサポートを行う。著書に「トヨタ式おうち片づけ」「トヨタ式超ラク家事」(ともに実務教育出版)「トヨタ式家事シェア」(主婦の友社)がある。NHKをはじめTVや新聞・雑誌などメディア出演多数。

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