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あおり運転、被害どう防ぐ 「誰にでも起きる可能性」と専門家警鐘 (2/3ページ)

 それでは、あおられた場合、どのような対応をすればよいのか。元千葉県警交通捜査官で交通事故鑑定人の熊谷宗徳氏は「まずはあおり運転を受けないようにする『予防』が大切だ」と指摘する。自分が交通法規を守り、十分な車間距離を保ち、無理な車線変更を行わないなど「他の車を刺激しないような運転を心掛ける」ことだという。

 ■ドライブレコーダーを搭載

 そのうえで、あおり運転に対する備えが重要になる。何より大切なのは車にドライブレコーダーを設置することだ。常磐道の事件ではドライブレコーダーの記録が警察の捜査にも利用されており、熊谷氏も「決定的な記録、証拠を得るために重要だ」と強調する。映像はテレビやインターネットでも流され、注目されたことから、あおり運転をしようとする人もドライブレコーダーを恐れるようになることが予想される。熊谷氏も「有効性が広く認知され、あおり運転の抑止としても期待できる」と話す。

 ドライブレコーダーを車に搭載する人は増えている。ソニー損保(東京都大田区)がインターネットを通じて平成30年10月に実施した調査では搭載率が31・7%に上り、前年の同じ時期と比べ2倍以上に。損害保険各社も、従来の自動車保険に特約付帯という形でドライブレコーダーの設置を顧客に案内し、普及の推進を目指している。大手損害保険会社の担当者は、「事故発生時の映像が記録されているため、客観的な事実に基づく示談交渉が可能」と話す。

 ■ドアロック、窓は絶対に開けない

 それでもあおられた場合は、どうするか。熊谷氏は「相手と同じ空間にいないことが大切」と話す。

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