道標

東京五輪の渋滞対策 交通量の削減へ高速料金変更も有望な手段 (1/3ページ)

 東京五輪・パラリンピックが開催される7月から9月は例年、首都高速道路の交通量、渋滞や事故の発生がピークとなる時期の一つである。これに、来年は選手や大会関係者などの輸送が加わることになる。

 1日の利用台数は、最大で120万台を超えると見込まれる。7月の平日平均より10万台以上多くなる。全く削減されなければ、首都高の渋滞による損失時間は2倍近くになる恐れがある。

 首都高は東名、中央、関越、東北などの高速道路とつながっており、首都高の渋滞がこれらに波及する可能性がある。このため、拠点を東京圏に置く物流や、東京圏を通過するような広域移動にも、大きな影響を想定する必要がある。

 このような状況で大会関係者が円滑に移動し、同時に安定した都市活動を維持するため、首都高では前述の最大交通量から30%削減、東京圏全体の交通量も10%減の目標が設定されている。

 達成されれば、首都高の交通量は休日の平均(約89万台)程度となる。渋滞はほとんど発生せず、渋滞に誘発されやすい事故も削減できて、大会関係の車両も円滑に運行できるだろう。

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