高論卓説

教育の差が世界での地位決める 「小・中・高・大」全て9月入学に (2/3ページ)

 息子が過ごすアメリカの高校生活を一例に挙げれば、まず驚かされたのは、教師と子供、教師と親の距離が非常に近いということである。アメリカの私立の学校のほとんどは、いくつか種類はあるようだが、ポータルサイトを活用し、例えばわが家のように離れた場所にいる家族にも、瞬時に子供の様子、学校のイベントなどが分かる。毎日の宿題、それがきちんと提出されているか、授業への出欠なども「日々」分かる。

 私も毎日それをチェックしているため、病院に行かなければならずに事前に断って欠席した授業が「無断欠席」と表示されていることを息子に伝え、すぐに先生に修正をしてもらったということがあった。各授業の先生とはダイレクトにコンタクトをとることが可能であり、その学校では24時間以内にメールの返信をすることを教師には義務付けられているという。教師と親、生徒の信頼関係は、その対応だけでも高まる。

 芸術・音楽の授業が重視されていることも、日本とは全く違う点である。日本でいう「普通科」の高校であるが、出願にもアート作品の提出を義務付けられた。その狙いは、創造性、独創性を重視しているということに尽きるという。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus