小学生以下の子どもが3人いるミニマリストファミリー。今年3月に念願のキャンピングカーを購入してから半年が経過しました。
GWに引き続き夏休みも、人との接触を避けやすい「車中泊」を決行! 猛暑での我が家の工夫とともに、真夏の車中泊を成功させる3つのポイントをご紹介します。
(1)暑さ対策は必須! 夜の車中は30℃超
夏休みの車中泊、一番心配なのは夜の暑さです。朝までエンジンをかけっぱなしにしてしまうと、環境・騒音問題はもちろん、朝起きたらガス欠になっているケースもありますし、車内に一酸化炭素が充満する恐れも。必ず切らなければなりません。
そして車の窓には網戸がないため、基本的には閉めっぱなしで過ごすことになります。
そのような状況下、夜間でも車内は高温になります。私の経験上、30℃を超えてくると、たとえ車内に扇風機があったとしても、暑くて眠れません!
実は、キャンピングカー購入時、我が家は「夏は暑い地域で寝泊まりしない」と言って、エアコン設置の検討を先延ばしにしていました。
というのも、停車時も稼働するような車専用のエアコンというのは製品自体がまだあまりなく、キャンピングカー購入者の多くは家庭用エアコンに近い、大型のものを搭載するのですが、その設置費用がものすごく高いのです。
念のためキャンプ前日の夜22時に家の駐車場に停めてある車に行ってみると…見事に30℃超え。扇風機をかけても全く涼しくありません。
これは絶対に無理だ! と感じ、ネットでいろいろ調べた結果、出発当日に道中で移動式エアコン(スポットクーラー)を購入することにしました。
移動式エアコンは様々なメーカーから販売されていますが、車の中で使うことを想定して、
- ノンドレン方式(排水の必要がない)
- 冷風・除湿・送風の3タイプ搭載
- 車に設置できるサイズ
の3つのポイントで、山善の「移動式エアコン YEC-J25」を選びました。
コストコにて29,799円(※)でした。メーカーwebサイトからリンクされている楽天市場では42,000円(※)のようです。(※いずれも2021年8月時点)
なお、本商品の場合、使用時は排熱ダクトを使って温風を外へ逃がす必要があります。我が家は窓からダクトを外へ出し、虫が入ってこないようにするために、空いた隙間を車用のサンシェードで覆いました。非常に快適でしたが、サンシェードを利用する場合は毎晩の設置が面倒なので、次回からは車用に網戸を購入しようと考えています。