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【Campus新聞】「社会起業家」養成 米国で研修(上) (2/5ページ)

2013.6.10 13:18

【Campus新聞】VIA(Volunteers_in_Asia)の社会起業家養成プログラム「ESI(Exploring_Social_Innovation)」に参加した日米の参加者。研修ではグーグルを訪問した=2013年3月25日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(立教大学_有志学生記者、井上慶太郎撮影)

【Campus新聞】VIA(Volunteers_in_Asia)の社会起業家養成プログラム「ESI(Exploring_Social_Innovation)」に参加した日米の参加者。研修ではグーグルを訪問した=2013年3月25日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(立教大学_有志学生記者、井上慶太郎撮影)【拡大】

  • 【Campus新聞】初日に訪問したサンフランシスコのデランシー通りにある更生施設=米カリフォルニア州サンフランシスコ(提供写真)
  • 米カリフォルニア州サンフランシスコ

 今年で50年

 VIAのシニアディレクターである石田一統さんに話を聞いた。VIAは1963年、スタンフォード大学に在籍していたドワイト・クラーク氏によって設立された。大学の寮生活で1年生の面倒をみていたクラーク氏は、学生たちと「米国にとってのアジアの重要性」について議論していた。63年に香港で中国からの難民を支援するボランティア活動に二十数人の学生とともに参加し、その活動が始まった。今年でちょうど50年を迎える歴史の中で数多くのプログラムが提供されてきた。「社会起業」を目指す学生らを対象としたESIプログラムは2010年から行われている。

 研修では、参加者が関心を持つ社会問題ごとにグループに分かれ、NPO法人や社会的事業を行う企業を訪問し、ソリューションの実例を学んでいく。

 アパートの一室から

 初日に訪れたのは、サンフランシスコのデランシー通りにある更生施設だ。港に臨むレストランやカフェを中心とする複合施設に携わっているのは、犯罪や麻薬などで一度は人生を踏み外した経験がある人たちだ。

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