有川さんの小説『阪急電車』を映画化した『阪急電車 片道15分の奇跡』(2011年公開)の制作スタッフが再集結。監督は、『阪急電車~』で第21回日本映画批評家大賞・新人監督賞を受賞した三宅喜重さん。主演は関ジャニ∞の錦戸亮さん(28)。ヒロインは堀北真希さん(24)が務め、船越英一郎さん(52)、高良健吾さん(25)、関めぐみさん(27)らが脇を固める。
有川浩さんと三宅喜重さんの2人に話を聞き、『県庁おもてなし課』を通じて何を伝えたかったのかを学生ならではの目線で探ってきた。
若者に「申し訳ない」
「今の学生についてどう思いますか?」。原作を読んで、若者へのメッセージが込められていると感じたので、いきなりこう聞いた。答えは意外なものだった。
有川さんは顔をしかめながら、「申し訳ないと思っている」。理由は、「私たち大人がしっかりしてなかったから。本当だったら、子供って失敗してもいいはずなのに、失敗したら取り返しがつかないみたいな空気になっちゃってるじゃないですか。大人の世代の一人として申し訳ないと思う」。