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一回も失敗しない人間っているの? 『県庁おもてなし課』直撃インタビュー(上) (4/4ページ)

2013.5.8 17:50

インタビューに答えてくれた小説『県庁おもてなし課』の作家、有川浩(ありかわ・ひろ)さん=2013年(関西学院大学_難波功士ゼミ、有志学生記者撮影)

インタビューに答えてくれた小説『県庁おもてなし課』の作家、有川浩(ありかわ・ひろ)さん=2013年(関西学院大学_難波功士ゼミ、有志学生記者撮影)【拡大】

  • 映画「県庁おもてなし課」の原作者、有川浩(ありかわ・ひろ)さん(右)に迫る学生記者=2013年1月30日(関西学院大学_難波功士ゼミ、有志学生記者撮影)

 有川さん自身の女性としての価値観と、彼女の中に潜んでいる男子の部分を持ち寄ることで、自然に描けるのだという。

 「私が物語を作るのではなく、キャラクター(登場人間)が生きた結果として物語ができるのであって、それを垣間見ているだけ。だからこそ、キャラクターに対して、ちゃんと一人の人間としての敬意を忘れたくない」

 有川さんにとって物語は、“書く”のではなく、自然に“描き出される”ものなのかもしれないという印象を受けた。だからこそ、その物語は、どんどん広がっていくのだと感じた。

 

       ◇

 ■ありかわ・ひろ 1972年生まれ。高知県出身。2003年に『塩の街』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞し、04年に同作でデビュー。主な著作は『空の中』(04年)、『海の底』(05年)、『図書館戦争』シリーズ(06年~)、『クジラの彼』(07年)、『阪急電車』(08年)、『フリーター、家を買う。』(09年)、『キケン』(10年)、『県庁おもてなし課』(11年)、『旅猫リポート』(12年)など。

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