そして、「一回も失敗しない人間ってどこにいるの? 自分に対してはいくら厳しくてもいいのだけど、人に対して、おうような気持ちを持つことができたらいいかなって思います」と、続けた。
失敗を恐れ、自分の意見を言えなかったり、やりたいことをできなかったりする人は少なくない。本作中でも、失敗が許されないような社会に心が押しつぶされそうになるシーンがある。それでも、主人公の掛水は失敗を恐れずにチャレンジし続けている。その姿は、まさに「カッコイイ」の一言に尽きる。それこそ、これから社会に出る私たち若者が志すべき姿ではないかと感じた。有川さんが言うように、他の人に対しておうようになることができれば、誰もが挑戦できる社会をつくる第一歩になるのかもしれない。
頭の中に「中2男子」
「私の中には“中学2年生の男子”が住んでいる(笑)」。有川さんが描くラブストーリーに魅了されている多くのファンを代表して、「どうやったらこんな誰もが共感できるラブストーリーを書けるのですか」と聞いてみると、こう答えてくれた。