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ロンドン五輪会場は今(下) 地図にない「東の端」気質はそのままに (4/5ページ)

2013.9.6 17:01

ロンドン五輪のメーン会場となった東部の「イーストエンド」には、今も変らない独特な雰囲気がある=2013年、英国・首都ロンドン(ロンドン大学ゴールドスミス校、有志学生記者撮影)

ロンドン五輪のメーン会場となった東部の「イーストエンド」には、今も変らない独特な雰囲気がある=2013年、英国・首都ロンドン(ロンドン大学ゴールドスミス校、有志学生記者撮影)【拡大】

  • ドキュメンタリー映画「The_Oympic_side_of_London」のダニエル・ルーゴ監督=2013年、英国・首都ロンドン(ロンドン大学ゴールドスミス校、有志学生記者撮影)
  • ドキュメンタリー映画「The_Olympic_side_of_London」のプロデューサーのアビー・ウィーバー氏=2013年、英国・首都ロンドン(ロンドン大学ゴールドスミス校、有志学生記者撮影)
  • ドキュメンタリー映画「The_Olympic_side_of_London」(ダニエル・ルーゴ監督)で撮影された五輪開催のための開発前のロンドン東部(提供写真)
  • ロンドン五輪の球技会場=2012年、英国・首都ロンドンほか
  • 英国・首都ロンドン
  • 2012ロンドン五輪ロゴ
  • 第14回夏季パラリンピック・ロンドン大会=2012年、英国

 人々の「鼓動」映す

 今まで地図上で認識されることはなかったイーストエンド。オリンピックは、開発による環境の改善とそれに伴う観光客の流入などを通じて、この地域を活気づけた。一方、ルーゴ氏とウィーバー氏のドキュメンタリーは、その土地の人々の「鼓動」を映し出すことによって、その存在を照らし出した。

 インタビューの最後に、ウィーバー氏が興味深いことを話してくれた。

 「再開発と五輪によって、ロンドン東部は確かに変わり、環境が改善された部分もあると思います。ですが、土地というものには、その場所特有の気質のようなものが染みついている。長いこと住んでいるのでわかりますが、何かが介入しても、独特の雰囲気や、そこに住む人々によってつづられた物語はしっかりと持ち続けていると、感じるんです」

 この街には、変わりゆくものと変わらないものが共存している。五輪を経験したこの街は、これからどんな風に呼吸していくのだろうか。(今週のリポーター:ロンドン大学・ゴールドスミス校 有志学生記者/SANKEI EXPRESS

オリンピックは、閉会後もなお、人々に希望を与えるもの

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