米ITサイトのCNETなどは、バルマー氏の有力な後任候補にエロップ氏が浮上したとの見方を伝える。
バルマー氏は「(ソフトウエア会社から)機器とサービスの会社への変革に向け、長期的に取り組めるCEOが必要だ」とするが、ITアナリストは「世間の耳目を後継者争いにも集め、MSへの注目度を高める思惑だろう」と指摘する。
ただ、世間の関心を高めたとはいっても、問われるのは改革の中身。スマホも先進国では市場が飽和状態に近づき、アップルやグーグル、韓国のサムスン電子などIT各社も新たな成長分野を模索している。MSが第2の創業に成功し、業界で生き残るには、後追いだけでなく、一歩先を読んで動く洞察力が欠かせない。(ワシントン支局 柿内公輔(かきうち・こうすけ)/SANKEI EXPRESS)