サイトマップ RSS

野党を突き動かす改憲志向 (3/3ページ)

2013.9.29 18:13

 再編機運再び活発化も

 枝野氏は解釈変更には否定的で、枝野私案には保守系議員からも難色を示す声が出ている。しかし、枝野氏の問題提起をきっかけに党内論議を深めれば、改憲に対する各議員のスタンスの違いがより明確になるのは間違いない。そうなれば、機運がしぼみつつある野党再編が再び動き出す可能性がある。

 民主党内の改憲派の中堅・若手には再編論者が少なくない。だが、労働組合出身者には改憲に慎重な議員が多く、改憲志向の日本(にっぽん)維新の会やみんなの党と連携することに後ろ向きだ。9条論議を深めれば、党分裂の可能性は高まるが、分裂なくして再編が起こる可能性は低い。「自民党1強」という厚い壁を突き崩したいのなら、分裂の覚悟は問われよう。

 維新の橋下(はしもと)徹共同代表(44)=大阪市長=は(9月)10日、市役所で記者団に集団的自衛権の行使について「憲法解釈で認めることは可能だ。国際情勢をみれば認めなければならない。ただ、憲法の明文ではっきりさせたほうがいい」と語った。「憲法の明文で…」というあたりは、リベラル派の枝野氏であっても、橋下氏と接点を見いだすことは不可能ではないことを示唆している。

 首相のように解釈変更を経て憲法改正を目指すのか、枝野氏のように解釈変更は認めず一気に憲法改正を目指すのか。この論点は再編の行方を左右する気がしてならない。(坂井広志/SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ