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行き場失った盲目の人権活動家・陳光誠氏 米保守系シンクタンクが「助け船」 (4/4ページ)

2013.10.3 10:00

 ■陳光誠 1971年11月、山東省臨沂市(りんぎんし)の貧農の家に生まれ、乳児の頃、高熱を出して失明。大学在学中に独学で法律を学び、在野法律家として社会運動の道に。2005年、一人っ子政策による人工中絶や不妊手術を強制した市当局に対し集団訴訟を敢行。当局は06年から約4年間にわたって陳氏を市内の施設に拘禁し、10年9月からは妻とともに自宅に軟禁した。陳氏は12年4月の深夜、塀をよじ登って自宅から脱出。視力がないため200回以上転倒しながら歩き続け、約20時間後、支援者に救出された。翌5月には米中両国政府の了解の下、北京から空路でニューヨークに向かい、事実上米国に亡命した。ニューヨーク大学で研究員を務めたが、13年6月、中国当局の圧力でその座を追われた。

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