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中国「世論分析官」に猛反発 200万人で監視、ネット利用者「秘密警察だ」 (1/3ページ)

2013.10.10 11:00

  • 中国の主要都市

 中国政府は、インターネットでの国民の投稿を検閲するため、約200万人を雇って日夜監視を行っている。国営紙の新京報が10月9日までに報じた。監視要員は「世論分析官」と呼ばれ、月収は6000元(約9万6000円)以上。専用ソフトを駆使し中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」などの交流サイトに書き込まれる政府批判に目を光らせている。民主化運動を抑えつけようとネット検閲を強化する当局に対し、約6億人の中国ネットユーザーは、「ネット秘密警察だ」などと猛反発している。

 2週間の有料研修

 中国当局によるネット検閲は広く知られているが、人員規模や具体的な手法が明らかになるのは極めて異例だ。

 報道によると、政府機関や国営メディアが幅広く人員を募集し、約2週間の有料研修を経て「分析官」に就く。その後、中国共産党の宣伝部門や大手ニュースサイト、民間企業などで任務を遂行するという。

交流サイト上の潜在的集団行動を監視するためなら何でもやる

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