CGがふんだんに使われてアクションも満載といった撮影技術が前面に出る作品ももちろん映画の醍醐味だけれど、丁寧に作りこまれたストーリーと人間ドラマのリアリティーこそが観客を惹きつける最大の力になることを、この映画の監督・製作・主演を務めたロバート・レッドフォード(77)は知っているのだ。
大した理由もなくなぜか人がたくさん死んでいく作品にすこしうんざりしてませんか?
この映画は過激な反戦運動に走った人間を一方的に批判している作品ではない。自分たちが信じた正義とは何だったのか、この映画の登場人物たちは30年たった今でもそれぞれがその意味を考え続けている。信念の行動をとったかつての若者たちが語る一言一言が、今の若者たちへのささやかなメッセージのように僕には感じられた。(タレント 篠山輝信/SANKEI EXPRESS)