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【Q&A】ヒッグス粒子にノーベル賞 質量の起源を解明 (1/4ページ)

2013.10.14 10:30

  • 【ヒッグス粒子】物質に質量が生まれた仕組み(概念図)=2013年10月7日
  • 写真は、ヒッグス粒子が崩壊してできたとみられる粒子を捉えた画像。中心部から放射状に出た線が粒子崩壊の瞬間を示すとされる(欧州合同原子核研究所(CERN)提供)

 今年のノーベル物理学賞は、物に質量を与えるヒッグス粒子の存在を予言した英エディンバラ大のピーター・ヒッグス名誉教授(84)と、ベルギーのブリュッセル自由大のフランソワ・アングレール名誉教授(80)に授与されることが決まりました。昨年、大型加速器による実験で存在が確認されたことが授賞を後押ししました。

 Q 質量って

 A 地球にいる私たちにとっては「重さ」と同じと考えていいです。

 Q 物には初めから重さがあるのでは

 A 宇宙が誕生した最初にはなかったと考えられています。ヒッグス粒子は、宇宙が始まったビッグバン(大爆発)の100億分の1秒後に生まれ、海の中の水のように空間を満たしたと考えられています。その前は、物質を構成する素粒子には質量がなく、光と同じ速度で動いていました。海の中を移動すると水の抵抗を受けるように、素粒子がヒッグス粒子の抵抗を受けて速度が遅くなった状態が「質量がある」ということです。

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