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【Q&A】ヒッグス粒子にノーベル賞 質量の起源を解明 (2/4ページ)

2013.10.14 10:30

  • 【ヒッグス粒子】物質に質量が生まれた仕組み(概念図)=2013年10月7日
  • 写真は、ヒッグス粒子が崩壊してできたとみられる粒子を捉えた画像。中心部から放射状に出た線が粒子崩壊の瞬間を示すとされる(欧州合同原子核研究所(CERN)提供)

 Q そんなにたくさん周りにあるのに、なぜ見つかるのに時間がかかったの

 A もし海の中に生まれて水の中にすんでいたとしたら、水の存在に気付くのは難しいのではないでしょうか。さらに、ヒッグス粒子は普段から粒の形をしているわけではなく、空間に隠れています。姿を見るためには、小さな物質同士をぶつけて、宇宙誕生直後のような高いエネルギーの状態にする必要があったのです。例えるなら、海の水をたたきつけて海面に水しぶきを上げ、水滴を見たようなものです。

 Q どんな実験

 A スイス・フランス国境の地下にある1周27キロの大型加速器LHCを使いました。水素の原子核の陽子を光速近くに加速して互いにぶつけます。ヒッグス粒子が一瞬、姿を見せ、別の粒子に壊れて飛び散るのを、アトラスとCMSという2つのチームが検出器で詳しく調べました。

 Q 質量が生まれなかったらどうなっていたの

 A 私たちが「そこにある」と実感できるものの大部分は物質と呼ばれます。私たち自身を含めて動物、植物、石や土などは全て物質ですが、これらが宇宙に誕生しなかったことになります。物質は全て質量を持つのです。

さらに強力な加速器「国際リニアコライダー(ILC)」

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