≪家族思いで音楽と美術を愛す≫
ピーター・ヒッグス博士は、生涯を過ごすことになる英エディンバラの街に、ロンドンでの学生時代にヒッチハイクで訪れ一目ぼれした。直感を大事にする理論物理学者らしいエピソードだ。
博士は研究員として1954年から2年間エディンバラ大に在籍。その後いったんロンドンへ戻ったが、60年には教員として再びこの地を踏んだ。
29年、英ニューカッスル生まれ。父親は放送局BBC勤めで、転勤が多く、まもなくブリストルに引っ越した。中学生のころ、量子力学に多大な貢献をしたポール・ディラック博士(33年ノーベル物理学賞)の理論に夢中になるなど、小さいころから高度な物理学に深い関心を持っていた。
一方で反核運動に身を投じた時期もあり、物理学の悪用を許さない姿勢も垣間見える。
音楽と美術を愛し、美術館で食事をする姿が見られることもしばしば。家族思いで、家族もヒッグス博士のことを誇りに思っているという。(SANKEI EXPRESS)