この後も、幅広い世代にブランドの魅力を知ってもらうため、さまざまな価格帯のアイテムを発表。ポップな色使いの内燃式ライターから、書き味抜群の万年質やボールペン、そして今回発表された究極のラグジュアリーコレクションまで、そのジャンルは幅広い。今年春には、世界で一番高いライターとしてギネス認定される予定の「Louis XIII Fleur de Parme 」(ルイ13世 フルール・ド・パルム)も発表。デザインを担当したプリンセス タニアは「職人の魂をとても大切にしているエス・テー・デュポンだからこそ、これだけ高価な素材を使ったライターを完成させることができたのだと思います。この技術を、もっと世界中の人に知ってもらいたい」と振り返る。
レザーバッグのコレクションも
ライターや筆記具の復活に次いで、昨年はレザーグッズのコレクションも発表。そもそもレザーアイテムのブランドとしてスタートしたデュポンのバッグは、女優のオードリー・ヘプバーン(1929~1993年)も愛した逸品だ。第一弾として登場した、オードリーからインスピレーションを受けたシリーズ「オードリーコレクション」はすぐに完売した。