ロイター通信やAP通信などの報道によると、アーレンツ氏はアップルで約10年ぶりの女性役員となる。アップルは報酬額を明らかにしていないが、バーバリーでは2011~12年度に1560万ポンド(24億6000万円)を得ており、英国のCEOでナンバーワンの高給取りだったという。
中国で成功の実績
アーレンツ氏は米中西部インディアナ州にある人口2000人の田舎町ニュー・パレスティーンで生まれ育った。
地元のボールステイト大学を卒業後、一貫してファッション業界で働き、2006年にバーバリーのCEOに就任。輝かしい実績を挙げた。
「デザインに新しい色使いやパターンを多用。宣伝にインターネットの交流サイトを使い、古くさかったバーバリーを誰もが欲しがる若者ブランドに変身させた」
米調査会社NPDのアナリスト、マーシャル・コーエン氏はロサンゼルス・タイムズ紙で、彼女の手腕を絶賛。その上で、「アップルは移り気な若い世代が熱望するブランドであり続けるための新しいやり方を探している」と、今回のスカウトの背景を分析した。