また別のアナリストはロイター通信に「ブランド価値を毀損(きそん)させずに、中国市場で比較的低価格の商品を売ったバーバリーでの経験が、アップルでも生かされるだろう」と予想した。
低価格製品に遅れ
アップルはブランドイメージを浸透させるため、世界13カ国で408店の直営店を展開しており、実は高級ブランドとの類似性が高い。ただ、新興国市場では、「iPhone」など高価格のアップル製品は、韓国サムスン電子や中国メーカーの低価格製品に押され、シェアが低迷。直営店も売り上げ減と利益率の低下にあえいでいる。9月には廉価版の「iPhone5c」を発売したが、ちっとも安くない価格設定だったこともあり、苦戦が伝えられている。
アップルは今年7月に仏高級ファッションブランド、イヴ・サンローランのポール・ドヌーブCEOを、8月には米ジーンズメーカー、リーバイ・ストラウスの米小売り部門トップ、エンリケ・アティンサ氏を引き抜いたばかり。苦境打開へ異業種頼みが鮮明となっている。(SANKEI EXPRESS)