5月に「マクベス」を歌い、今回の「リア」でシェークスピアは2本、1、2月には「タンホイザー」ビーテロルフ、7、8月にはオッフェンバックの「ホフマン物語」に出演、「リア」の後には、先日亡くなった三善晃の「遠い帆」の主演と今年だけで6本のオペラに出演する大活躍が続く。
小森は「私がドイツで享受したもの、12年間劇場で経験したことを日本でお返ししたい。6本のオペラはそれぞれ違う言葉で表現できるのが楽しい。それぞれ言葉の持つ美学が違います。『リア』は現代音楽で敷居が高いと思うでしょうが、意外と頭というよりハートに直接訴えかける音楽なのです。難しいだけに難しく聴こえてはいけません。それを超えてこなれたところで舞台に乗せなくてはならないのです」と話した。(月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」編集長 江原和雄/SANKEI EXPRESS)