しかし、楽天の選手らが年々、成長し力をつけていくのと足並みを合わせるように、店にも楽天ファンの姿が増えていった。選手も店を訪れるようになり、一昨年には牧田明久選手(31)や鉄平選手(30)らがシーズンオフ中に来店。星野仙一監督(66)も2、3度訪れたという。
球団設立当初は球場で試合を観戦することがなかった後藤さんも、日本シリーズ進出を決めた試合は「Kスタのスタンドで観戦し、喜んだ」という。
「今年の楽天は違うね。苦しい展開になってもあきらめずに最後まで戦う。優勝して、被災地に勇気を与えてほしいね」
夜も店を開けているためスタンドでの観戦はかなわないが、今夜も球場から聞こえてくる歓声に耳を澄ませながら、店内から楽天の勝利を願っている。(安藤歩美、写真も/SANKEI EXPRESS)