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火星一番乗り、過酷な旅に挑む NASAが有人宇宙船「オリオン」公開 (1/3ページ)

2013.10.30 11:40

 米航空宇宙局(NASA)は10月28日、火星や小惑星に人類を送り込む次世代有人宇宙船「オリオン」の試験機の開発状況を公開した。2030年代半ばまでの火星有人飛行の実現を目指し、来年秋から試験飛行を開始する。政府機関閉鎖の影響で中止が懸念されていた火星の大気を調べる無人探査機「メイブン」の打ち上げも予定通り11月18日に行う。米国の威信をかけた“火星一番乗り”に向け、準備は着々と進んでいるが、片道だけで半年以上かかる過酷な旅を克服するには、解決すべき課題も山積している。

 来年9月、無人で試験

 「われわれの計画は、最終段階に来ている。(打ち上げは)すでに軌道に乗った」。NASA、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とともにオリオンの開発を担う米航空・宇宙企業ロッキード・マーチンでプロジェクトを担当するラリー・プライス氏は、米NBCニュースにこう語った。

 組み立てはフロリダ州のケネディ宇宙センターで行われており、今月(10月)下旬には電源をオンにして電子機器やソフトウエアが正常に作動することを確認。火星飛行で想定される無数のリスクに備えたテストも終えたという。

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