もちろん、最終ランナーがどのようにしてこの塔に聖火をともすのかはトップシークレットとなっているが、点火式は、ロシアの高度経済成長の勢いをそのまま映し出したソチ五輪の見物の一つになるだろう。最終ランナーの有力候補には、フィギュアスケート男子のエース、プルシェンコの名が挙がっているのが興味深い。
一方、各競技施設では、国際大会もたびたび開催されている。そんななか10月24日から、海会場側の選手村が公開され、国内外の報道陣が現地取材に訪れた。
≪憧れの保養地 世界にアピール≫
宿泊施設の白壁は、南国の雰囲気を醸し出す。全部で50棟、約1500部屋が用意され、五輪期間中、2000人のトップアスリートが滞在する。浅田真央選手や高橋大輔選手ら日本のフィギュアスケート陣も、この施設で過ごすことになる。
窓を開ければ紺碧の黒海を望み、海に沈む夕暮れの絶景は、世界一を決める闘いに挑む選手たちに、一時の安らぎを与えるに違いない。バスルームは一流ホテル並みに広く、風呂好きの日本人にとっては、大きいバスタブがあるのがうれしい。