≪ダンス、大歓声…「黒い太陽」に夢中≫
ケニア西部のオロイデン湖で、多重露出によって撮影された皆既日食の連続写真。オロイデン湖はナイバシャ湖に隣接する小さな湖だが、湖畔一帯がピンクでそまるほど圧倒的な数のフラミンゴが生息していることで知られる。一帯はキリンやカバなど野生動物の撮影ポイントになっており、日本からの観光ツアーにも組み込まれている。
サングラス越しに
皆既日食が観測されたシビロイ国立公園はケニア北部のトゥルカナ湖東岸にあり、世界遺産に指定されている野生動物の宝庫だ。水鳥の大規模な繁殖地で、ナイルワニやカバなども生息する。数百年間の人類の化石がみつかる人類発祥の舞台でもある。この日は湖畔に住む人々もサングラスをかけ、ダンスを踊りながら「黒い太陽」を眺めた。
見えた!
ケニアの首都ナイロビで、盛り土の上に腰を下ろし、黒いフィルム越しに欠けていく太陽に歓声をあげる子供たち。ケニアは東アフリカの玄関口として地域経済を先導しているが、都市化による貧困層の拡大や若者の失業問題が深刻になってきている。ナイロビでは、路上生活を送るストリートチルドレンは15万人に上るとされる。