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汚職腐敗で行き詰まった中国の成長モデル (2/4ページ)

2013.11.6 11:00

 資本や技術の蓄積が貧弱だった中で、農民層を中心とする安価な労働力を活用して外資を引き寄せ、国内資本を蓄積し、国有商業銀行を通じて再配分する。利権というインセンティブに駆り立てられる地方赴任の党官僚は農民から土地を取り上げ、沿海部を中心に広大な工業開発特区を設置し、外資を積極的に導入してきた。日本からの円借款を受け、道路、港湾、空港などのインフラを整備してきた。外資との合弁や技術提携をもとに国有企業も徐々に力をつけ、輸出と固定資産投資により、国内総生産(GDP)がかさ上げされる。その成長の基本モデルは現在に至るまで不変と言っていい。

 2008年9月の「リーマン・ショック」を受け、当時の胡総書記は党指令型成長モデルをフルに回転させた。09年に中国は9.2%成長したが、GDP拡大分の91%が固定資産投資による。党中央の指示で国有商業銀行が融資を一挙に3倍に増やし、地方政府や国有企業に貸し付ける。地方の党幹部は工場誘致が困難とみるや、不動産開発の受け皿会社を相次いでつくり、農地を潰して高層ビル群を建設する。上海など大都市郊外はもちろん、住宅需要の少ない内陸部でも高層住宅建設ラッシュが起きた。

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