「今まで窓を開けるといつも見えていた富士山が、今は世界の富士山になった。どうやって後世にこのまま残していけるかというのが、大きな課題です」と、渡辺さん。世界遺産への登録はゴールではなく、新たなスタートなのだ。富士河口湖町も、ふじぴょんと一緒に課題の解決に取り組んでいく。(今週のリポーター:中央大学 FLP深澤ゼミ有志学生記者 印南夏子/SANKEI EXPRESS)
≪外国人向け富士登山案内サイト運営の前田文子さん≫
富士山は日本を訪れる外国人にとっても人気スポットになっているが、今回の世界遺産登録は海外、特に欧米のメディアでほとんど報じられておらず富士山の文化的価値が十分に理解されているとは言い難いと感じられた。
「欧米人にとって登山は『レクリエーション』の一環であり、日本古来の山岳信仰という風習はなく、理解するのは難しいかもしれません」。外国人向け富士登山案内サイト「Mount Fuji climbing and sightseeing guide」を運営する前田文子さん(44)は、こう語る。