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純文学とミステリーの融合です 「去年の冬、きみと別れ」作家 中村文則さん (2/4ページ)

2013.11.13 18:00

小説で「共感の先にあるものを書きたい」と語る、作家の中村文則氏=東京都渋谷区(瀧誠四郎撮影)

小説で「共感の先にあるものを書きたい」と語る、作家の中村文則氏=東京都渋谷区(瀧誠四郎撮影)【拡大】

  • 「中村文則」という枠を、自ら次々と超えていく。この作家には、“安住”という言葉は似合わない=東京都渋谷区(瀧誠四郎撮影)
  • 「昨年の冬、きみと別れ」(中村文則著/幻冬舎、1365円、提供写真)

 惰性にしたくない

 ライターの「僕」は、ノンフィクションを執筆するため、ある猟奇殺人事件の被告であるカメラマン、木原坂雄大に会いに行く。木原坂はモデルを務めていた2人の女性を焼死させていた。取材を進める「僕」だが、次第に事件の不可解さが浮かび上がっていく。

 純文学作家としてのキャリアを築きながら、あえてミステリーに挑戦した。

 「11年間も小説家をやっていると、ある程度のものは書けてしまう。だから、あえて毎回新しいハードルを自分に課しているんです。どんどんハードルをあげていってしまっていますが、今いるところに安住したくないし、書くことを惰性にしたくない。やっぱり、小説が好きなんですね。いい小説を書きたいし、いい小説を書けたら、そこが到達点です」

 人間の本質あぶり出す

 なぜ木原坂は事件を起こしたのか。そもそも、この事件は本当に「殺人」だったのか-。読み進めていくうち、ある時点で物語の見え方が反転する。

「共感の先」を書く

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