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純文学とミステリーの融合です 「去年の冬、きみと別れ」作家 中村文則さん (4/4ページ)

2013.11.13 18:00

小説で「共感の先にあるものを書きたい」と語る、作家の中村文則氏=東京都渋谷区(瀧誠四郎撮影)

小説で「共感の先にあるものを書きたい」と語る、作家の中村文則氏=東京都渋谷区(瀧誠四郎撮影)【拡大】

  • 「中村文則」という枠を、自ら次々と超えていく。この作家には、“安住”という言葉は似合わない=東京都渋谷区(瀧誠四郎撮影)
  • 「昨年の冬、きみと別れ」(中村文則著/幻冬舎、1365円、提供写真)

 ミステリーでも純文学でもあるし、そのどちらでもない。既存のカテゴリーにはまらない作品だが、それは自身のあり方にも通じる。「人間の面白さって、『枠を超える』ことにあると思うんです。この作品もそうですが、僕は大多数の人が普通にうなずけるものは書いていない。読み終わって『こういう世界もあるんだな』と思ってもらえればいい。自分では気づかなかったものに気づくことが、小説の醍醐味だと思っていますから。小説は『共感』だけが必須ではない。共感のその先にあるものを書いていきたいですね」(文:塩塚夢/撮影:瀧誠四郎/SANKEI EXPRESS

 ■なかむら・ふみのり 1977年、愛知県生まれ。福島大学卒。2002年『銃』で新潮新人賞を受賞しデビュー。04年『遮光』で野間文芸新人賞、05年『土の中の子供』で芥川賞、10年『掏摸〈すり〉』で大江健三郎賞を受賞。『掏摸〈すり〉』は世界各国で翻訳され、ウォールストリート・ジャーナル2012年ベスト10小説に選ばれるなど、高い評価を受けた。

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