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服飾、アート…多様性感じる「青参道」(5-1) 国内に90店舗展開 「HPF」の挑戦 (3/4ページ)

2013.11.14 16:30

H.P.DECOは「アート感のある暮らし」をテーマにしたインテリアショップ。作家、天童荒太(てんどう・あらた)さんもお気に入りのソファを発見してくつろぎ中=東京都渋谷区(宮崎裕士撮影)

H.P.DECOは「アート感のある暮らし」をテーマにしたインテリアショップ。作家、天童荒太(てんどう・あらた)さんもお気に入りのソファを発見してくつろぎ中=東京都渋谷区(宮崎裕士撮影)【拡大】

  • Wut_berlinはベルリンを中心とした若手デザイナーをセレクト
  • hpgrpGALLERYTOKYOは気軽にアートにふれられるギャラリー。この日は「フクシマ」を歩いた3人の若手作家の作品を展示していた
  • IOSSELLIANI_T-02-IOSはイタリアのジュエリーブランド。「雷」をコンセプトにした日本唯一の直営店
  • Juana_de_Arcoはアルゼンチン発のブランド。カラフルなランジェリーやホームウェアなどがそろう
  • JAMIN_PUECHはパリのバックブランドで日本唯一の直営店として2001年にオープン。「クリエーション」という価値を前面に打ち出した。写真はフクロウのバッグ
  • Bazar_et_Garde-Mangerは、フランスの女性バイヤー、マルト・デムランが「家」と「庭」をテーマに集めたお皿やアート作品、植物などが並ぶ
  • Maison_de_CONCENTO青参道はパリ在住バイヤー、湯沢由貴子さんのセレクトによる女性向けショップ=東京都渋谷区(宮崎裕士撮影)

 ギャラリー「hpgrp GALLERY TOKYO」を担当するディレクター・戸塚憲太郎さんは、もともと自身も彫刻家として活動していた。「『こういうヤツが入社してきたからギャラリーをやってみよう』という発想だったみたいです(笑)。自分もHPFでアート事業を手がけるうちに、彫刻家としての活動よりも、こっちの方が面白くなってしまって。今は、個人としての活動よりも、『どうやったら日本でアーティストが職業としてやっていけるのか』などを考えていくことが、自分の役割だと思っています」と話す。

 「創造性」という価値

 HPFは、もともと一軒のレディースファッション小売店から始まっている。1984年、カルチャー誌のジャーナリストとして活動していた村松さんが、妻が勤務していた店を買い取ったのだ。

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