出展企業が半減
「開発拠点は日本車メーカー全社が国内に置いている。各社が先端のアイデアを出す、世界でもまれなモーターショーだ」。主催者の日本自動車工業会が(11月)7日に東京都内で開いた記者会見で、豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は東京ショーの意義をこう説明した。
1954年に始まった東京ショーは、91年に入場者数が約201万人、95年に出展企業などの数が361と、それぞれ最高を記録。その後は減少傾向で、前回の2011年の来場者は約84万人とピーク時の42%にとどまり、今年の出展企業なども177と半減した。
日本で一定の売れ行きがある欧州メーカーは基本的に参加を続けているが、ゼネラル・モーターズ(GM)など米大手3社は3回連続の不参加だ。
背景には市場としての魅力が薄れたことがある。高齢化や若者の車離れで、昨年度の新車販売台数(軽自動車を除く)は約323万台と、過去最高だった90年度の半分強。世界の目は中国などの新興国に向きがちだ。