美容や健康に効果があるとされるコラーゲンを手軽に補給できる食材として、ゼラチンが注目されている。ゼリーなど従来のお菓子作り以外にも調理法が雑誌やレシピ本で豊富に紹介され、家庭向けゼラチン粉の販売が増加。若い女性に人気の「スムージー」専門店やホテルも導入し、活用の場が広がっている。
コラーゲン補給に最適
東京都内に住む主婦、川村留美子さん(45)は友人に勧められ、2年ほど前からシチューや鍋物などにゼラチンの粉を足すようになった。「高タンパクで無脂肪と聞き、2人の娘をはじめ家族の健康を考えて日常的に使っています。さっと足すだけなので、手間がかからず助かります」
ご飯に足すとふっくらと炊き上がったり、パスタやそうめんに使うと冷めた際にくっつきにくくなったりする効果も実感しているという。
牛や豚の骨などからコラーゲン成分を抽出、濾過(ろか)して作られるゼラチンは板や粉状に加工され、使い勝手が良いのが特徴だ。
液体に混ぜて冷やすと固まる性質から、家庭では主にゼリーやババロアといったお菓子作りの材料として使われてきた。最近になってカロリーの低さやコラーゲンの健康成分への関心が高まり、さまざまな活用法が雑誌やレシピ本で取り上げられるようになった。