ゼラチンの加工販売大手、ゼライス(宮城県多賀城市)によると、家庭向けゼラチン粉のことし1~10月の売上高は、前年同期比で2割強伸びた。商品には調理例を紹介した文章も添えているが、「もっと利用方法を教えて」という問い合わせが増えており、今後も伸びが期待できるという。
美容にも…レシピ開発
果物や野菜をミキサーで砕き、とろみを加えてシャーベット状にして味わう飲み物「スムージー」。米国を中心に140店舗を展開し、2011年夏に日本に進出した専門店「ロベックスジュース」もゼラチンに注目する。
日本の運営会社は当初、本場米国のレシピに準じた商品を提供していたが、ことし7月にカロリーを抑える狙いから、主原料の一つをゼラチンにした日本独自のレシピに切り替えた。
「コラーゲンの補給にもなり、健康や美容効果をアピールする上でゼラチンの利用が最適と考えた」と担当者。都内の原宿店(渋谷区)など2店舗は若い女性で週末はほぼ満席状態といい、日本流のアレンジが受け入れられているようだ。
高級ホテルも新たなメニューに取り入れ始めた。「インターコンチネンタル 東京ベイ」は6月、ホテルラウンジ内の食事メニューに、ゼラチンを配合したパンケーキを加えた。担当者は「美容をテーマにしたメニューづくりをしており、一つの目玉にしていきたい」と話している。(SANKEI EXPRESS)