女性の20代の1年はその後の年の3年に匹敵するとおっしゃっていた女性患者さんもいらっしゃいました。その世代の女性は大忙しです。
やっとお気に入りのパートナーが見つかったときには、年を取り過ぎてしまっているかもしれません。自分の若いときの卵子を保存しておきたいというのは、生物学的欲求から考えても至極当然のことと感じます。
また、学会としては卵子の凍結保存は、あくまで救済措置であり、25~35歳で自然妊娠するのが原則と表明しています。医療技術の進歩が、タイミングをずらして妊娠できる可能性を作りました。女性の選択の余地を増やしたことは喜ばしいことです。
私は、大学でさまざまな細胞を培養していました。特定の細胞を選別して特殊な液体の中で、液体窒素を使って決められた速度で冷却していったん凍結。その後、必要な時に解凍して実験に使っていました。