夕方、天岩戸神社に氏神を迎えに行く「神迎え」の神事でスタート。全ての舞が終わったのは翌朝の午前10時ごろだった。その間、舞い人は交代で休憩を取り食事をしながら演じ続ける。下永の内集落の14、15人の舞い人だけでは足りず、他の集落から助っ人を頼んでいた。
≪ようこそ神様 「初舞台」披露≫
夜神楽(よかぐら)は1つの演目が30分以上と長く、夜を徹して33の演目が演じられる。伴奏は太鼓と笛だけ。奉仕者どんが揺らす鈴の音や歌の声が重なり、神代から連綿と続く音色のようだった。
演目は、天孫ニニギノミコトが降臨する舞やスサノオノミコトの八岐大蛇(やまたのおろち)退治の舞などそれぞれ神話にちなんでいる。中にはおどけたような滑稽な舞もあり笑い声や歓声が絶えなかった。集まった人々は、壁に寄りかかったり、疲れると寝袋で横になったりと思い思いの格好で見物していた。