参加者は、年齢も人生経験も、スポンサーになった動機もさまざま。幼い娘さんが大病を患われたことをきっかけに支援を始めた方や、仕事や人生に疑問を感じている時にテレビ番組で途上国の現状を知り支援を始めた方など、一人一人の人生を反映した思いとストーリーがある。そのような女性11人、男性8人がツアーに参加した。
今回のツアーでは、ケニアの2つの支援地域を訪問。マサイの子供たちは日本人を見るのが初めてで、最初は表情も硬く恥ずかしげにしていた。しかし、チャイルド・スポンサーと一緒に遊んだり楽しい時を過ごしていく中で、次第に打ち解け笑顔を見せてくれるようになった。スポンサーにとっては、民族や言語を超えた人と人とのつながりを実感できる時だ。この瞬間、長旅の疲れも吹っ飛ぶ。
≪子供たちの心に小さな種≫
支援地域の人々は、水不足に苦しみ、衛生環境や医療施設、教育環境の不備に悩んでいる。しかし、少しでも現状を改善しようと懸命に努力し、成果をあげて、スポンサーへの感謝の言葉とともに、活動について誇らしく語った。