1000万人は当初、10年達成が目標だった。しかしリーマン・ショックがブレーキとなり、東日本大震災が発生した11年は約620万人にまで落ち込んだ。
政府は、30年に外国人旅行者を3000万人超とする長期目標を立てており、受け入れ態勢の強化策として、観光地などの案内標識の多言語化やビザ緩和の対象拡大などを進めている。羽田、成田両空港の発着枠拡大も検討中だ。
国・地域別の11月までの累計は、韓国が227万人で1位、次いで台湾が206万人、中国が122万人だった。11月単独は全体で前年同月比29.5%増の83万9800人で、11月として過去最高となった。
忍者PRやロケ誘致 地方活性化に直結
日本を訪れる外国人旅行者の年間1000万人突破が目前となった。外国人客を取り込み地域経済活性化の目玉にしようと、東京や京都といった主要観光地以外でも、地方自治体などが独自の集客策を展開する。その取り組みは、忍者やロリータファッションといったマニアックな日本文化をアピールしたり、映画のロケを誘致したりするなど多彩だ。