南アフリカ・ヨハネスブルク【拡大】
一方で、地元のラジオ局「702」によると、ジャンティさんは式典直後には「自分の手話には満足している。自分が“手話のチャンピオン”だと思う」などと述べたという。ジャンティさんは昨年、南アのジェイコブ・ズマ大統領(71)が出席した与党・アフリカ民族会議(ANC)のイベントでも手話通訳を務めたことがあり、その時も手話について「意味がよく分からない」「南ア式手話では重要とされる表情の変化がなく、怪しい手話通訳者だ」といった苦情が寄せられていた。
結果的に大統領が“ニセ通訳”と壇上で並ぶことになった米国では、ジョシュ・アーネスト大統領副報道官が、偉大な指導者であるマンデラ氏をたたえる式が乱されたことは「残念だ」と不快感を表明した。南ア政府は、この問題で調査を進めていることを明らかにし、詳細が分かり次第公表するとしているが、コリンズ・チャバネ大統領府相は、「今週末に予定されている国葬の準備に追われているため、近日中の調査完了は不可能だ」と述べている。(SANKEI EXPRESS)