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書きながら物語の力、言葉の力に励まされた 「新釈 にっぽん昔話」作家 乃南アサさん (3/5ページ)

2013.12.16 14:30

誰もが親しんだ昔話を独自の解釈でよみがえらせた、作家の乃南(のなみ)アサさん=東京都千代田区(大山実撮影)

誰もが親しんだ昔話を独自の解釈でよみがえらせた、作家の乃南(のなみ)アサさん=東京都千代田区(大山実撮影)【拡大】

  • 執筆のきっかけは東日本大震災。「一時でも目の前の辛い現実を忘れてもらえれば」と話す、作家の乃南(のなみ)アサさん=東京都千代田区(大山実撮影)
  • 「新釈_にっぽん昔話」(乃南アサ著/文芸春秋、1733円、提供写真)

 日本の奥深さ再確認

 昔話の登場人物たちが抱くねたみやそねみ、恨み。リアルな心理を描きながらも、全体的にはどこかユーモラス。その雰囲気を作り出しているのが、豊かなオノマトペだ。「しゃんがしゃんが」「ぽんからぽん、ぽてぽてぽん」「するりんするりん」。「オノマトペは全て自分で考えました。短い話を、どう膨らましていくか。そんな中でオノマトペをたくさん入れて、情景が目に浮かぶようにしました」

 東北などの方言も多用され、ゆったりとしたリズムを生む。「土臭い、体温のある言葉を使いたかった。オノマトペや方言を通じて、東北、そして日本の奥深さ、豊かさを改めて感じさせられました」

 サルやカニ、ウサギにヘビ、お地蔵様に鬼婆。種を超えて物語をつむいでいくキャラクターたち。「登場する生き物が多くて、鬼でもヘビでもなんでも出てくる。みんな一緒に生きている。それが、日本人が本来持っている生きとし生けるものへの愛情なのではないでしょうか。日本って、捨てたもんじゃないな、と思います」

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