一方で、ブラック企業を見極める目を養うことに力点を置いた取り組みも進む。法政大キャリアデザイン学部の上西充子教授らは、学生向けに冊子「ブラック企業の見分け方」を作成、無料で公開している。
注意すべき点として「新卒社員の3年以内の離職率3割以上」「求人広告や説明会の情報がころころ変わる」などを挙げ、企業のホームページや「就職四季報」の読み方を解説。上西教授は「学生は仕事の中身には興味を持つ。だが、企業がどう自分を働かせるかに関心を持つことも大事だ」と指摘した。(SANKEI EXPRESS)
■ブラック企業 暴言やパワーハラスメントを繰り返したり、長時間労働を強いることで若者を使い捨てにしたりするような会社。厚生労働省は対策として、2015年春卒業予定の大学生らの雇用を希望する企業に対し、過去3年間の採用者数と離職者数を求人票に明示するよう要請することを決めている。