中国が韓国と管轄権を争う岩礁上空に防空識別圏を設定したこともあり、韓国内には日韓関係の改善を促す声が出始めている。
ただ、朴氏は(12月)6日のジョー・バイデン米副大統領(71)との会談で、安倍首相の歴史認識を再び糾弾している。外務省は「朴氏の変化をじっくり待つ」(幹部)という。(SANKEI EXPRESS)
≪安保戦略の竹島記述に抗議≫
韓国外務省は12月18日、日本政府がこのほど、竹島(島根県隠岐の島町)の領有権問題を外交努力で解決するなどと記述した国家安全保障戦略を閣議決定したことに対し、在韓国日本大使館の倉井高志総括公使を呼んで抗議し、削除を要求した。
外交当局によると、倉井公使側は「本国には伝えるが、抗議は全く受け入れられない」と応じたという。