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イメージ覆す…「陰湿な目」 フランス革命ロベスピエール 顔復元 (2/3ページ)

2013.12.21 23:58

フランス・首都パリ

フランス・首都パリ【拡大】

 20日、パリ郊外のモンティーニュで会見したフローシュ氏は「精査の結果、ロベスピエールは自己免疫不全と類肉腫症(サルコイドーシス)を患っていたことが分かった。デスマスクからも、あばたの痕跡が確認された」と語った。複数残されているロベスピエールの肖像画は、いずれも目元がすっきりし、あばたが描かれているものもなかっただけに波紋を広げた。

 「革命における政府の基礎は徳と恐怖である」と述べたロベスピエールは、世界史的に粛正やテロの元祖と位置づけられ、忌まわしい政治家として認識される一方、左派、特に極左の政治家・活動家たちの間では、清廉で正義(徳)に殉じた政治家として崇められている。

 左派政治家が反発

 パリ市議で極左政党幹部のアレクシス・コビエール氏は「この復元顔は、こういう顔であって欲しいと願う政治的メッセージであり、彼を貶めようとする意図がありありだ。ロベスピエールこそ社会正義のチャンピオンだ」と仏メディアに語った。

タッソーは王党派であり、左派のロベスピエールとは政治的にも対極にあった

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