【本の話をしよう】
「笑っていいとも!」「徹子の部屋」「笑点」…あのテレビ番組がまさかの“ノベライズ”!? マンガから映像制作まで、幅広いジャンルで活躍する鬼才・天久聖一さん(45)。今年9月に初小説を刊行したばかりだが、早くも第2作『ノベライズ・テレビジョン』を刊行した。テレビのバラエティー番組やCM、ヒット曲をパロディー化した短編集。読めばもっとテレビが楽しくなる…かも。
リミックスする楽しさ
「自分自身でも、まさか出版されるとは…と驚いています」と苦笑するが、それもそのはず。お友達紹介コーナーでタモリを襲った動揺、黒柳徹子の秘めた恋、笑点メンバーが背負うそれぞれの葛藤と笑いへの熱い思い…。テレビの“顔”たちをめぐる明暗さまざまのドラマを、勝手に妄想しまくった。「新しいものは共有しにくい。自然と、誰もが知っているモチーフばかりが集まりました。長く続いている番組は様式美が確立しているので、イジりがいがありましたね」