「この小説では、マイクやビデオカメラ、そして、われわれが見ているテレビが情報監視の対象だったが、いまわれわれは、常に居場所の追跡が可能な(携帯電話のような)機器をポケットに入れている」と指摘。現代の情報収集の技術や方法について、「この小説の時代とは比較にならない」としたうえで、「これが一般人のプライバシーにとって何を意味するか考えるべきだ。現代の子供たちはプライバシーの概念を全く知らずに成長し、(個人情報の)記録・分析が行われないプライベートな瞬間というものを決して知ることはないだろう」と懸念を表明した。
さらに「こうした問題は、われわれを取り巻くテクノロジーや政府に対する人々の信頼を左右する」と述べ、「国民は両者の良きバランスを見付けるとともに、国家による大量監視をやめさせねばならない。国民がどう感じているかを本当に知りたければ、スパイ行為ではなく、ただ国民に尋ねればいいのだ、ということを国家は気づくべきだ」と強調した。
スノーデン容疑者は全く表情を変えず淡々と語りかけ、笑顔を見せないまま「メリークリスマス」と締めくくった。